はじめに
「THE LAST PIECE」Ep.06のタイトルは 「Seek The Voice」。
4次審査・クリエイティブ編はいよいよ後半戦へ突入しました。
舞台に立つのは Team C と Team E。
それぞれが抱えているのは、不安、焦り、そして“自分の声を見つけたい”という強い願いです。
SKY-HI:「ただ上手に歌うんじゃない。“君自身の声”を探し出せ」
この言葉に、挑戦者たちは静かに息を呑みました。
「自分だけの声をどうやって見つければいいのか」――その問いに向き合う時間が、Ep.06のテーマなのです。
Team C は「影」をテーマにしながらも、最終的に楽曲タイトルを 『光』 と決定。
RUI・YUTA・COTA・TAICHIが、それぞれの葛藤を抱えつつも一歩ずつ前に進んでいきます。
一方、Team E は「自分を愛する」ことをテーマに 『Love Myself』 を制作。
KANON・REN・ISANA・HALが、自分の実体験や想いをそのまま歌詞に込めていきます。
涙も笑顔も、本気のぶつかり合いもあった。
けれど、そのすべてが“自分の声”を見つけるために必要なプロセスでした。
私はこのEp.06を観ながら、胸がぎゅっと掴まれるような感覚になりました。
挑戦者たちの姿は、単なるオーディションを超えて、「自分を信じるってどういうこと?」 という問いを私たちに投げかけてきます。
この記事では、そんなEp.06の流れを追いながら、
👉 Team C「光」の制作過程と本番パフォーマンス
👉 Team E「Love Myself」に込められたメッセージ
👉 SKY-HIの言葉に揺れ動く挑戦者たちの心
を丁寧に振り返っていきます。
さあ、一緒にEp.06の世界へ踏み込んでいきましょう。
Team C ― “影”をテーマにした挑戦
Team C のメンバーは RUI・YUTA・COTA・TAICHI。
彼らが選んだテーマは「影」。
誰もが抱える後悔や挫折、その暗い部分を歌に込め、そこから光へ向かう物語を作ろうとしました。
最初の話し合いから、それぞれの想いがぶつかります。
RUI:「影をそのまま歌うんじゃなくて、そこからどう光に変わるかを見せたい」
YUTA:「でも、自分の弱さを出すのって正直怖いです。見せたら壊れそうで…」
COTA:「影って言葉、重いよな。もっとバイブスを感じられる表現にした方がいいかもしれない」
TAICHI:「俺は、自分に自信がないからこそ“影”ってテーマがリアルに響いてる」
彼らの会話には、単なる曲作り以上の“自分自身との対話”がにじみ出ていました。
制作の過程では、メロディ作りに悩むRUIの姿も。
RUI:「うまくハマらない…俺の声って何なんだろう」
COTA:「RUIの声は唯一無二だよ。もっと自信持てよ!」
一方で、YUTAは「自分らしさ」を掴むきっかけを模索していました。
YUTA:「自分の声に自信がない。でも、歌うのは好きなんです」
TAICHI:「それが答えじゃない? 好きだから歌う。それがYUTAの声だと思う」
時に沈黙が流れ、時に笑いが生まれ…。
彼らは“影”を抱えながらも、少しずつ「自分の声」を見つけ始めていきました。
最終的に彼らがつけた楽曲タイトルは 『光』。
影をテーマにしながらも、その先にある希望を信じた名前でした。
私はこの瞬間、胸がじんわりと温かくなりました。
暗闇の中にいるからこそ、光を見つける強さがある。
Team Cの挑戦は、それを教えてくれたように思います。
RUI・YUTA・COTA・TAICHI、それぞれの葛藤
RUI ― メロディに迷う自分との戦い
チームの中心として引っ張ろうとするRUI。
しかし、メロディ作りでは何度も壁にぶつかりました。
RUI:「どうしてもしっくりこない…。俺の声って何なんだろう」
COTA:「RUIの声は唯一無二だよ。もっと信じろって!」
RUI:「ありがとう。でも…怖いんだよ、自分の色を出すのが」
RUIの葛藤は、自分の声をどう受け入れるかという根本的なテーマでした。
YUTA ― “素直さ”を試される瞬間
YUTAは、りょんりょん先生からの指摘で大きな気づきを得ます。
りょんりょん先生:「考えすぎ。5歳児になったつもりで歌ってごらん」
YUTA:「5歳児…?」
半信半疑で声を出すと、不思議と自然で伸びやかな歌声に。
YUTA:「あ…これが自分の声?」
RUI:「めっちゃいいじゃん!それがYUTAの魅力だよ」
YUTAは“上手く歌う”ことをやめ、“素直な自分”で挑むことを決意しました。
COTA ― バイブスを探す挑戦
COTAは「もっとバイブスを感じさせろ」と繰り返し言われ続けました。
COTA:「俺、まだ殻を破れてないのかもしれない」
TAICHI:「COTAが殻を破ったら、チーム全体が変わると思う」
プレッシャーを感じながらも、COTAは徐々に“自分を解放する勇気”を掴んでいきます。
TAICHI ― 自信のなさを超えて
TAICHIは自分に自信がなく、声に迷いが出ていました。
TAICHI:「みんなみたいに目立てないし、正直不安しかない」
YUTA:「でも、TAICHIの声は温かいよ。俺は好き」
RUI:「自信がなくてもいい。そのまま歌えば伝わるから」
仲間の言葉に支えられ、TAICHIは少しずつ自分の声を信じられるようになっていきます。
4人それぞれの葛藤は違っても、目指す先は一つ。
“影を抱えながらも、自分の声で光を掴む”。
その想いが、彼らを「光」へ導いていきました。
私はこのシーンを見て、胸が熱くなりました。
自分の弱さをさらけ出し、それを仲間が受け止める。
その姿こそが、まさに「Seek The Voice(声を探す旅)」の本質だったのだと思います。
サプライズゲスト登場!“THE FIRST”の記憶と仲間の絆
制作に苦戦するTeam Cのもとに、思いがけないサプライズが訪れました。
部屋に入ってきたのは、かつて「THE FIRST」で同じ夢を追い、今はアーティストとして活躍している先輩たち。
YUTA:「えっ!?本物?マジで来てくれたの?」
RUI:「うわぁ…“THE FIRST”を一緒に戦った人たちだ…!」
緊張していた空気が一気に和らぎ、笑顔が広がります。
先輩たちは挑戦者の様子をじっと見つめ、率直な言葉をかけました。
先輩:「RUI、あの頃から声がすごく伸びたな。でも、もっと自分を信じていいんだよ」
RUI:「正直、自信が持てなくて…。でもそう言ってもらえると勇気が出ます」
先輩:「YUTA、君の声はまっすぐで人の心を動かす。考えすぎるな。シンプルでいい」
YUTA:「はい…!もっと素直に歌ってみます」
笑いが起きる場面も。
COTA:「先輩に“バイブス足りない”って言われるの、やっぱり俺だけですよね(笑)」
先輩:「いやいや、COTAには爆発力があるんだから!出し惜しみするな!」
励まされて涙をこらえきれないメンバーもいました。
TAICHI:「自分に自信が持てなかったけど…先輩の言葉で少し救われました」
その場はただの練習室ではなく、“夢を受け継ぐ空間”に変わっていました。
過去と現在が交差し、挑戦者たちは「自分もこの場所で戦っているんだ」と再確認したのです。
私はこのシーンを見ながら、胸がじんわりと熱くなりました。
夢を追う者同士が世代を越えてつながり、互いに力を与え合う――その姿は、まさに「音楽が繋ぐ絆」そのものでした。
Team C 楽曲タイトルは『光』に決定
サプライズゲストからのエールを受け、再び課題に向き合う RUI・YUTA・COTA・TAICHI。
テーマは「影」でしたが、話し合いの末に彼らが選んだ楽曲タイトルは―― 『光』。
RUI:「俺たちは“影”をテーマにしてるけど、影って光があるから生まれるものだと思う。だからこそ、最後は“光”で終わりたい」
YUTA:「うん…“影”を抱えてるからこそ、光の温かさが分かる気がします」
COTA:「バイブス的にも、“影”だけだと重すぎる。でも“光”って言葉が加わると前向きになる」
TAICHI:「俺も“光”って聞いて、すごく救われた気持ちになった。自分の声も少しずつ信じられる気がする」
最初はそれぞれ葛藤を抱えていた4人。
でも“光”という言葉が出た瞬間、全員の表情が自然と和らぎました。
RUI:「じゃあ…曲のタイトルは“光”にしよう」
全員:「うん!」
こうして決まったタイトルには、彼らの想いがぎゅっと込められていました。
“影を抱えたままでもいい。だけどその先に、自分たちの光を見つけよう。”
私はこの瞬間、背筋がゾクっとしました。
タイトルを決めただけなのに、彼らが一気にチームとしてまとまったのを感じたからです。
迷いを力に変えて進む姿は、まさに「Seek The Voice(声を探す旅)」の象徴のようでした。
Team E ― “Love Myself”という答え
Team E は KANON・REN・ISANA・HAL の4人。
彼らが選んだテーマは、シンプルでありながら誰もが一度は悩むもの―― 「自分を愛すること」。
タイトルは 『Love Myself』。
最初の話し合いで、そのテーマが決まった瞬間から空気は引き締まりました。
KANON:「僕はずっと“自分を信じること”に悩んできたから、このテーマは本当にリアルです」
REN:「俺もだよ。弱い自分を隠すんじゃなくて、そのまま歌にしたい」
ISANA:「俺はダンスが自分の一番の表現だから、“体で自分を愛する”って見せたい」
HAL:「3次審査で悔しい思いをしたから、ここでラップで自分を出し切りたい」
それぞれが抱えてきた迷いや傷を、真正面から歌に変えようとする決意。
チームの目線は一つに揃っていました。
練習が進む中で、KANONのメロディセンスが光ります。
KANON:「ここ、こう繋げたらもっとキャッチーになると思うんだ」
REN:「やばい、鳥肌立った。KANONのアイデア、マジでいい」
一方、HALはラップに何度も挑戦し、自分らしいフロウを模索していました。
HAL:「うーん…また噛んだ…。でも絶対やり切りたい!」
ISANA:「大丈夫!HALのラップ、俺たちの武器になるよ」
そしてISANAはダンスで曲全体を引き締めていきます。
ISANA:「ここでステップを入れよう。歌詞に合わせて体で“Love Myself”を表現したい」
REN:「いいね!歌詞とダンスが繋がった気がする」
時には意見がぶつかることもありましたが、それもチームの本気の証。
“自分を愛する”というテーマは、4人にとって痛いほどリアルな問いでした。
私はこのシーンを見ていて、「Love Myself」という言葉が単なるスローガンではなく、彼ら自身の人生から出てきた答えなんだと感じました。
弱さも傷も、そのまま抱きしめる――そんなメッセージが形になろうとしていたのです。
HALのリベンジラップとKANONの才能
3次審査で悔しい思いをした HAL にとって、今回の4次審査はまさにリベンジの場でした。
彼が選んだ武器は“ラップ”。
普段は控えめな性格のHALですが、この挑戦には強い想いが込められていました。
HAL:「前回、自分を出し切れなくて本当に悔しかった。
だから今回は絶対にやり切る。ラップで“俺はここにいる”って証明したい」
しかし、練習では何度も言葉につまずき、悔しそうに頭を抱えます。
HAL:「…また噛んだ。なんでできないんだよ」
KANON:「大丈夫、HAL!その気持ちがあれば絶対に届くよ」
REN:「失敗してもいい。お前の言葉が本物だからこそ響くんだ」
仲間の支えを受けて立ち上がるHAL。
試行錯誤の末、彼のラップには力強さと等身大の誠実さがにじみ出ていきました。
一方で、チームを音楽的にリードしたのは KANON でした。
彼のメロディセンスは誰もが認めるもので、次々に新しいアイデアを出していきます。
KANON:「サビはもう少し伸びやかにしたい。聴いた人が一緒に口ずさめるように」
ISANA:「KANONのアイデア、めっちゃいい!流れが一気にスムーズになった」
REN:「マジでKANON、天才だな。君がいるから形になってるよ」
KANONは天性のひらめきだけでなく、チーム全員の意見を取り入れる柔軟さも見せました。
KANON:「俺だけの曲じゃないから。みんなの想いを入れてこそ“Love Myself”になる」
その言葉に、チーム全員がうなずきます。
私はこのシーンを見て、心が震えました。
HALが弱さを乗り越えて声を絞り出し、KANONがその声を包み込むように旋律を紡ぐ――。
彼らの姿は「自分を愛する」というテーマを体現しているように見えたのです。
ISANAが魅せるダンスとRENの言葉
Team E「Love Myself」を作る過程で、ひときわ存在感を放っていたのが ISANA。
彼にとってダンスは「自分そのもの」。歌や言葉では伝えきれない気持ちを、体で表現することにこだわっていました。
ISANA:「俺は、歌で自分を出すのがまだ苦手。だからこそ、ダンスで“Love Myself”を見せたいんだ」
KANON:「ISANAの動きが入ると、曲が一気に映像になるんだよね」
HAL:「うん、見てるだけで心に響く」
練習室で音楽が流れると、ISANAは全身でリズムを刻みました。
振り付けというよりも、“感情そのもの”を踊っているように見えた瞬間、メンバー全員の顔に笑みがこぼれます。
REN:「ISANAのダンスを見てると、“自分を愛する”ってこういうことなんだって思える」
ISANA:「ありがとう。でも俺だけじゃ完成しない。みんなの声があるからダンスも生きるんだ」
そんなISANAの姿に触発されるように、REN も自分の言葉と向き合い始めました。
REN:「俺はずっと“弱さを隠す”ことばかりしてきた。
でも、この曲では“隠さずに出す”って決めたんだ」
RENの言葉に、チーム全員が静かにうなずきます。
KANON:「それだよREN!“ありのまま”が一番響く」
HAL:「弱さを歌える人って、実は一番強いんだと思う」
ISANAがダンスで「Love Myself」を体現し、RENが言葉で「Love Myself」を刻む。
その二つが重なり合った瞬間、曲は一気に完成へと近づいていきました。
私はこの場面を見ながら、「愛する」というテーマがそれぞれの形で表現されていることに鳥肌が立ちました。
ダンスもラップも歌詞も――全部が“自分を愛する勇気”につながっていたのです。
本番前夜、りょんりょん先生のボイトレで見えた成長
本番を翌日に控えた夜、挑戦者たちのもとを訪れたのはおなじみの ボイストレーナー・りょんりょん先生。
歌い方や表現だけでなく、彼らが抱えてきた「心の壁」を取り払うようにアドバイスを送っていきます。
YUTA ― 「5歳児」の感覚
YUTAは相変わらず自分の声に自信が持てず、縮こまった歌い方になっていました。
そんなYUTAに、りょんりょん先生はユーモアを交えて一言。
りょんりょん先生:「YUTA、今から“5歳児”になったつもりで歌ってごらん!」
YUTA:「えっ…5歳児ですか!?」
思わず笑ってしまったYUTA。
その笑顔のまま声を出すと、不思議と伸びやかで自然な歌声が響きます。
RUI:「めっちゃいい!今までで一番YUTAらしい!」
YUTA:「…これが俺の声なのかもしれない」
YUTAにとって大きな転機となる瞬間でした。
TAICHI ― 声を誇れるようになるまで
一方のTAICHIは、これまで「自信がない」という言葉を繰り返してきました。
そんな彼に対して、りょんりょん先生は真剣な表情で向き合います。
りょんりょん先生:「TAICHI、自信がなくてもいい。でも“自分の声を好きになる”ことはできるはずよ」
TAICHI:「…自分の声を好きに、か」
その後、TAICHIが声を出すと、思いのほか温かく包み込むような響きに。
REN:「今の声、めっちゃ良かったよ。安心する感じがした」
TAICHI:「本当?…ちょっと、自分の声を信じられそうです」
この瞬間、TAICHIは初めて自分の声を“誇り”として受け止められたのかもしれません。
私はこのシーンを見ていて、胸が熱くなりました。
りょんりょん先生の言葉は単なる技術指導ではなく、挑戦者たちの心を解放する魔法のようでした。
“自分を信じること”が、最高の声につながる。
その真理を、挑戦者たちは身をもって体感していたのです。
いざ本番ステージへ!Team C『光』、Team E『Love Myself』
Team C『光』
ついに本番当日。
ステージに立つ RUI・YUTA・COTA・TAICHI の表情には、不安と覚悟が入り混じっていました。
イントロが流れ、最初に響いたのはRUIの声。
その切なさと強さが入り混じった歌声に、会場の空気が一瞬で変わります。
観客の声:「…鳥肌が立った」
審査員のつぶやき:「RUIの声、輝いてるな」
続いてYUTAが放ったのは、りょんりょん先生に言われた“5歳児の感覚”を思い出したような素直で伸びやかな歌。
YUTA:「自分の声を、信じてみます」
COTAが熱を帯びた声で場を引き上げ、TAICHIは包み込むような響きで支えます。
TAICHI:「これが、俺の声だ!」
4人が一体となり歌い上げた『光』は、まさに“影の先にある希望”を表現していました。
歌い終えた瞬間、会場は大きな拍手と歓声に包まれます。
SKY-HI:「君たちが抱えた影が、音楽を通じて光に変わった。素晴らしかった」
Team E『Love Myself』
続いて登場したのは KANON・REN・ISANA・HAL。
曲のテーマは「自分を愛すること」。
ステージに立つ4人の表情は、迷いや不安を越えた自信に満ちていました。
HALのラップから始まりました。
練習では何度もつまずいた彼が、今は堂々と自分の言葉を叩きつけるように歌います。
HAL:「これは俺の声だ!隠さずに全部さらけ出す!」
会場からは大きなどよめきが起こりました。
サビではKANONの伸びやかなメロディが響き渡り、会場全体を包み込みます。
REN:「KANONの声、やっぱりすごいな」
ISANAはダンスで全身を使って「Love Myself」を体現。
その姿に、観客も思わず体を揺らします。
ISANA:「踊ることが、俺の“愛する”ってことなんだ!」
RENは自分の弱さをさらけ出すように、素直な言葉を声に乗せました。
REN:「俺はずっと迷ってきた。でも、今は歌うことで自分を好きになれる」
ラストは4人の声と想いが重なり合い、会場に響き渡りました。
涙を流す観客も見られるほど、彼らのメッセージはストレートに届いていました。
歌い終わると、審査員たちからは熱い言葉が。
SKY-HI:「Love Myself――その言葉を君たちが体現していた。素晴らしい」
REIKO:「一人ひとりが輝いていて、チームとしても完成されていた」
私はこの2つのステージを観て、胸が熱くなりました。
Team Cは“影を光に変える強さ”を、Team Eは“自分を愛する勇気”を見せてくれた。
まったく違うメッセージなのに、どちらも心を震わせる力を持っていました。
私が感じたこと
Ep.06を観て強く心に残ったのは、**「自分の声を信じることの大切さ」**でした。
Team C「光」は、影を抱えながらもそこから光を掴もうとする姿を見せてくれました。
RUIが不安に揺れながらも声を届け、YUTAが素直な歌声を見つけ、COTAがバイブスを爆発させ、TAICHIが自分の声を誇れるようになった――その過程は、ただの歌作りではなく“自己肯定の旅”そのものでした。
一方のTeam E「Love Myself」は、テーマそのものが彼らの人生と直結していました。
HALがラップで自分をさらけ出し、KANONが旋律でチームを導き、ISANAが体で愛を表現し、RENが弱さを言葉に変える――。
その姿から伝わってきたのは「自分を愛することは、仲間と共にあるからこそ実現できる」という真実でした。
どちらのステージも違う色を放ちながら、共通していたのは“自分を信じた瞬間に声が輝く”ということ。
私は彼らを見ていて、「自分の声を疑うより、信じてみよう」というメッセージを強く受け取りました。
おわりに
「THE LAST PIECE」Ep.06 Seek The Voice。
Team CとTeam E、それぞれの挑戦は観る者の心を揺さぶり、「声とは何か」という根源的な問いを投げかけてきました。
SKY-HI:「音楽は、技術じゃなく心。君自身の声を信じたとき、初めて人に届く」
その言葉通り、挑戦者たちは自分の声を信じ、仲間と重ね合わせ、音楽という“光”を生み出しました。
次回Ep.07では、さらに厳しい審査と新たな物語が待ち受けています。
果たして、誰が次のステージへ進むのか――。
そして彼らが見つけた“自分の声”は、これからどんな歌へと繋がっていくのか。
👉 あなたにとっての 「自分の声」 は、どんな音ですか?
次回予告 ― Another Story Ep.6.5「My Slogan」
Ep.06で“自分の声”を探し当てた挑戦者たち。
その彼らに待っていたのは、特別編 「Another Story Ep.6.5」。
課題曲はなんと BE:FIRSTの「Slogan」。
20名が2チームに分かれ、この名曲に挑みます。
舞台は「遊んで泊まれる小学校 カタショー」。
懐かしい校舎を舞台に、挑戦者たちは再び汗と涙を流しながらステージを作り上げます。
「“Slogan”って、想いをつなぐ曲。自分の全部を出したい」
「みんなと一緒に歌えるのが嬉しい。絶対に最高のステージにする」
ステージ制作には、渡部翔太(Avex Live Creative Inc.) と 井内伸樹(KIOKJAPAN) が協力。
さらにヘアメイクにはSKY-HIを支えるチームを含む豪華スタッフが集結し、音響や映像もプロフェッショナルが全面サポート。
挑戦者たちの想いを最大限に引き出す舞台が整えられました。
「Slogan」という曲が持つメッセージ――夢を信じ、仲間と未来へ進むこと。
それを20名全員でどう表現するのかが見どころです。
Ep.6.5「My Slogan」では、
👉 それぞれの個性がどう重なり合い一つの歌になるのか
👉 チームで歌うことで見えてくる“仲間の大切さ”
👉 そして彼らの歌声が、観る者の心にどう響くのか
きっと、これまで以上に胸を熱くするパフォーマンスになるはずです。
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