埼玉で連続住宅侵入窃盗 ベトナム国籍を含む男女11人を逮捕|被害101件・総額2000万円以上の大事件に
■事件概要
埼玉県警は19日、
埼玉県内11市町で発生した101件の類似住宅侵入窃盗事件 に関与した疑いで、
ベトナム国籍を含む男女11人を逮捕した。
捜査によると、容疑者グループは
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深夜に窓ガラスを破壊して侵入
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偽造ナンバーの車を使用
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現金や貴金属を狙う
など、計画的で組織的な手口を繰り返していたという。
被害総額は2000万円以上。
広域かつ長期間にわたる極めて悪質な事件だ。
■複数拠点を拠点にした「3つの窃盗グループ」
捜査関係者によると、今回の11人は
3つのグループが連携していた可能性 がある。
特徴としては:
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複数の拠点を持ち、移動しながら犯行
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特殊工具を使って短時間で窓を破壊
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車のナンバーを偽造し、足をつかせない
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深夜〜早朝に侵入し、住民と遭遇しないよう計画
警察は、この犯行は
“プロの窃盗団”レベルの組織犯罪の疑いが強い とみて捜査を続けている。
■逮捕された人物の一部:年齢層は20〜30代
報道では、
ベトナム国籍を含む20〜30代の男女が複数逮捕されたとされている。
その中には
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無職とされる者
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解体工など別の仕事をしていた者
も含まれており、背景や指示役の存在については捜査が継続中。
警察は「グループの背後に別の統括役がいる可能性」も視野に入れている。
■住民の不安は高まる一方
SNSでは、この事件に対して多くの不安が投稿されている。
●住民の声(要約)
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「近所でも不審者情報があった。怖い」
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「夜に物音がすると心臓が止まりそう」
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「侵入された家の人は本当に気の毒」
また、外国人が関わった事件という側面だけが独り歩きし、
偏見に繋がりかねない投稿も散見されている。
しかし警察は
「国籍に関係なく、犯罪として淡々と捜査する」
と明言しており、冷静な対応が求められる。
■カズトビ視点:課題は“外国人労働政策+防犯体制”
この事件から見えてくる大きな課題は2つ。
① 外国人労働政策の穴
特定技能実習生の失踪や、貧困から犯罪に巻き込まれるケースが以前から問題視されている。
今回の事件が“制度の歪み”と関係があるのか、
警察・入管双方の調査が必要になってくる。
② 住宅防犯の脆弱性
窓ガラス破壊による侵入手口は全国的にも多発。
特に木造アパートや古い戸建ては脆弱で、
今後は防犯カメラ・警備体制の強化が急務。
■まとめ
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埼玉県で 101件・総額2000万円以上 の連続窃盗事件
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ベトナム国籍を含む男女11人が逮捕
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3つの窃盗グループが関与した可能性
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住民の不安が急速に拡大
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背後に組織的犯罪の疑い、警察が捜査継続
今後、指示役の有無・背後関係についてさらに調査が進む見込み。
カズトビ政治ニュースでは、この事件の続報を追います。





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