再開発で閉店となった浦和駅前の旧中銀座セブンにあったおでん種の「浦和増田屋本店」。
寒くなってくる冬場はもちろん夏場の冷やしおでんでも重宝していたのですが、
駅前再開発のあおりを受けて、諸々のお馴染みだった店と共に移転や廃業となりました。

増田屋も残念ながら廃業という選択をされたようです。
そこでどこかおでん種の美味しい店はないかと探っていたら、
偶然同じような名前の店が与野駅前にあることを知りました。

早速駆け付けておでん種を買ったのですが、これが高くて美味しい。
でもその価格に見合う価値は絶対に裏切られませんでした。
どの種も素材の味わいがしっかりとしていて、素晴らしいものでした。

スーパーで買うおでん種の練り物の味はどれを食べても似たり寄ったり、
という残念感を一掃してくれました。

しかも品ぞろいが豊富で、揚げ蒲鉾だけで30種類以上。
その他のおでん種も充実しています。

がんもや生揚などの豆腐類、合鴨だんご、鶏つくね、牛すじなどの肉製品など、
おでん種専門店でもこれほど種類が豊富なお店は少ないでしょうね。

ちなみに気になったのがなぜ増田屋と同じような名前の増田やがあるのかということ。
ネットで調べてみると東京おでんだね」というサイトを見つけました。
そうしたら増田屋というおでん屋さんの系譜が分かりました。
興味のある方は参照してください。