THE LAST PIECE(ザ・ラストピース)Ep.01 ネタバレ・あらすじ・メンバー発言まとめ|BMSG

オーディション
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はじめに

最初にこの動画を見たとき、「あ、これは単なるオーディション番組じゃないな」とすぐに思いました。もっとこう、人の心の奥をじんわり揺さぶってくるような…そんな物語に近い感覚だったんです。

SKY-HIさんが冒頭から語る「今の10代は夢の見方がわからなくなっている」という言葉、ちょっとドキッとしませんでしたか?ニュースで「日本の幸福度が低い」なんてよく耳にするけれど、それを育つ子どもたち自身が目にしてしまう現実って、考えれば考えるほど重たいですよね。私なんかも「そりゃ夢を持ちにくいのも仕方ないよな…」と共感してしまいました。

でも、このプロジェクトにはその重さをひっくり返すような勢いがありました。挑戦する10代のまっすぐな眼差しを見ていると、「あれ?自分もまだ夢を見直していいんじゃない?」って気持ちになってしまうんです。まるで自分も一緒にオーディションを受けているみたいで、途中からは手に汗握って応援していました(笑)。

“最後のピース”に込められた想い

このエピソードの中で、とても印象的だったのが「ラストピース」という言葉に込められた意味の説明でした。SKY-HIさんはこんなふうに語っています。

「デビューする時って、変容する自分をカチって決めるのが最後のピースじゃないですか」

デビュー前の自分は、良くも悪くも“何にでもなれる”存在。でもデビューという瞬間には、「自分はこういうパフォーマンスをする」「こういう人間性を持っている」と、アーティストとしての輪郭を自分で選び、最後のピースをはめ込むのだと。

私はこの言葉を聞いて、思わずハッとしました。デビューという特別な場面に限らず、私たちの日常にも“最後のピースをはめる瞬間”ってあるな、と。たとえば進学や就職、誰かとの出会いや別れ…人生の節目に「これが今の私なんだ」と決める瞬間。それはきっとアーティストだけのものじゃないんですよね。

さらにSKY-HIさんは、挑戦者たちについてもこう続けます。

「最後のピースを自分の中から見つけられた人が、多分今回はデビューしていくんじゃないかなと思います」

オーディションは競争の場でもありますが、彼のこの言葉には「誰かに選ばれるため」ではなく「自分自身を見つけるための場」なんだという温かさが感じられました。私はここに、このプロジェクトがただの番組を超えて“教育”にも近い意味を持っているのではないか、という印象を受けました。

観ているこちらまで「自分にとっての最後のピースって何だろう?」と考えさせられる。まさにその問いかけが、このオーディションの一番の魅力なんじゃないかと思います。

挑戦する10代たちの姿

■ GOICHI(19歳・トレーニー歴約1年)

小さな頃からの夢を追い続け、今まさにその夢を掴もうとしているGOICHI。ボーカル課題曲「何様 feat.ぼくのりりっくのぼうよみ」、ダンス課題曲「Purple Haze」で挑みました。

SKY-HIさんからは「強い方向のラップがかっこいいのはわかってたけど、最近表情が柔らかくなった」と指摘され、「友達が笑顔にしてくれた」という返答に場が少し和んだのが印象的でした。最後にSKY-HIさんが「めちゃくちゃモテそう」と笑いながら言ったシーン、緊張の空気をほぐす最高の一言でしたね。

「小さな頃から見ていた夢がこんなに近くまで来ているので、ここで夢をつかむことが夢です」

「わかんないっすね。友達が笑顔にしてくれました」


■ KEI(大学1年・トレーニー歴約2年)

もともと他事務所でグループデビューした経験もあり、韓国のオーディション番組にも挑戦した経歴の持ち主。ダンス課題曲「Girlfriend/BMSG POSSE」で挑み、真剣にコレオを作り直し続ける姿勢を見せました。「直前まで試行錯誤していた」と話す姿に、経験者であっても常に進化を求める覚悟を感じました。

「正直コレオを作るってなった時に何回も作り直して…今が最終なんですけど、1時間くらい前に『やっぱりこうした方がいいんじゃないか』と思って直しました」


■ KAIRI(中学3年・トレーニー歴約2年)

韓国のオーディションに20社以上挑戦して落ち続けたという苦い経験を持ち、それでも夢を諦めずに中学で上京してBMSGの門を叩いた努力家。ダンス課題曲「Purple Haze」で挑戦し、SKY-HIさんから「ただ歩くだけでかっこいい」「色気を研究しているのが伝わる」と絶賛されました。中学生とは思えない表現力に、視聴者も驚いたのではないでしょうか。

「色気っていうのを研究してて、だからこそ意識はめっちゃしてます」


■ KEITO(高校1年・トレーニー歴約2年)

過去にMAZZELオーディション「MISSION×2」に一般参加し、2次審査で脱落した経験を持つKEITO。ボーカル課題曲「花束のかわりにメロディーを/清水翔太」に挑戦しました。

緊張しながらも「TRAINEEだから大丈夫と思われたくない」と強い覚悟を語り、SKY-HIさんからは「その考えがパフォーマンスに出てた」「人生に責任を持てる人だけが人の人生を変えられる」と励まされました。このシーンは鳥肌ものでした。

「TRAINEEだから大丈夫って思われるのは嫌で…。TRAINEEだけど、自分は今グループとして活動していきたいと思っています」


■ KANTA(高校2年・一般応募)

書類審査でSKY-HIさんを驚かせた逸材。「あら?音が跳ねてるね。これは会わないといけない」とコメントされたのが印象的です。

ダンス課題曲「Purple Haze」で挑戦し、独自のスタイルを披露。SKY-HIさんは「珍しいタイプ」「アーティストの海が深そう」と語り、まだ未知数ながら大きな可能性を感じている様子でした。

「韓国の事務所とかも受けたりしてるんですけど、いつも引っかかんなくて…」

「見た目だけだと大学生みたいって言われるんですけど、喋るとやっぱり高校生っぽいって言われます」


■ RYOTO(高校1年・一般応募)

小学6年生のときにキッズグループでメジャーデビューを果たすも、グループは3年で解散。再び夢を追うために応募しました。

ボーカル課題曲「Bye-Good-Bye/BE:FIRST」、ダンス課題曲「Mainstream/BE:FIRST」で挑戦。SKY-HIさんからは「声に色がある」「高音が子どもの声ではなく、ちゃんとトレーニングされている」と高評価。未来を感じさせる存在感を見せました。

「スネアの度に止まるやつは自分で考えました。音はめすると気持ちいいんで入れてみました」

「強いて言えばダンスも歌もずっと36度5分くらいだったので、それも魅力なんだけど…」


■ RUI(高校3年・トレーニー歴約4年)

「THE FIRST」「MISSION×2」で最終審査まで残りながらデビューを逃した悔しい経験を持つRUI。再び「感電/米津玄師」を歌い、成長を証明しました。

SKY-HIさんから「これまでで一番良かった」と言われ、RUI本人も「泣きそうなくらい嬉しい」と語っていました。過去のリベンジを果たそうとする姿に、多くの視聴者が胸を熱くしたはずです。

「絶対デビューしてマジで現実にさせたいです(THE FIRST時)」

「中学1年の終わりのころに『THE FIRST』で歌わせていただいて…今はこんなに楽に出るようになったんだっていう成長を感じました」


■ TAIKI(高校3年・トレーニー歴約3年)

「THE FIRST」で13歳の時に挑戦し、脱落。その後もトレーニーとして努力を続け、今回の「THE LAST PIECE」で再挑戦しました。

自作曲を持ち込み、「THE LAST PIECE」のために書いた歌詞をアカペラで披露。「覚悟が違うね」とSKY-HIさんを唸らせ、「2次審査は文句なしで通過」とまで言わせました。彼の真剣な眼差しに、積み上げてきた年月の重みを感じました。

「『THE LAST PIECE』用に自分で曲を書いてきました。歌詞を伝えたいので、アカペラでやらせてください」

「初心に返って謙虚さを忘れずに全力で挑めたらいいなと思います」


■ KANON(大学1年・トレーニー歴約3年)

「MISSION×2」の最終審査で落選し、その悔しさを胸に再挑戦。課題曲「優しさ/藤井風」では途中で声が裏返るアクシデントがあり、終了後「悔しい」と涙を見せました。

それでも「お客さんと一緒に楽しめるアーティストになりたい」と夢を語り、SKY-HIさんから「音楽性や人間性を信頼している」と励ましを受けました。失敗すらドラマに変えてしまう姿は、逆に強烈な印象を残しました。

「悔しい気持ちはすごくありますけど…」

「世界を見据えるってみんな言うと思うんですけど、その前に音楽を楽しみたい。お客さんと一緒に楽しんで、『楽しいな』って思ってもらえるアーティストになりたいです」


こうして並べてみると、一人ひとりの背景や言葉に物語が詰まっているのがよくわかりますよね。ただ歌やダンスを競うのではなく、それぞれの人生の“続きを描く場所”としてオーディションが存在していることを強く感じました。

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心に残ったシーンと言葉

このエピソードを通して、とにかく胸を打たれたのは SKY-HIさんの言葉 でした。彼は審査員でありながら、ただ評価するだけではなく、一人ひとりの「生き方」や「覚悟」に真正面から向き合っていました。

たとえば、KEITOに対して投げかけた言葉。

「その考えがパフォーマンスに出てたしね。自分の人生に責任を持とうと思える人だけが、人の人生に責任を持てる人になる」

この言葉を聞いたとき、私は鳥肌が立ちました。オーディション番組の一場面という枠を飛び越えて、「人としてどう生きるか」という問いを突きつけられたような感覚でした。

また、TAIKIが自作曲をアカペラで披露した場面も忘れられません。彼が「歌詞を伝えたいので、アカペラでやらせてください」と宣言した瞬間、会場の空気がピンと張り詰めました。歌い終えたあと、SKY-HIさんがこう言ったんです。

「覚悟が違うね」

短いひと言でしたが、その重みは計り知れません。何年も積み重ねてきた努力、何度も敗れても立ち上がってきた姿がすべて、この「覚悟」という言葉に凝縮されている気がしました。

そしてRUI。中学1年の時に「THE FIRST」で歌った「感電」を、高校3年生になった今、再び歌い上げました。

「中学1年の終わりに歌わせてもらって…今はこんなに楽に出るようになったんだって、成長を感じました」

これに対してSKY-HIさんは「これまでで一番良かった」と評しました。その瞬間、RUIの顔に広がった涙まじりの笑顔は、挑戦し続けた人にしか見せられないものでした。観ているこちらまで胸が熱くなり、「努力は報われる瞬間があるんだ」と心から信じさせてくれる光景でした。

そして最後に印象的だったのは、SKY-HIさんが語った「夢」に関する言葉です。

「なんで夢なんて見ないといけないんだ、という言説もある。でも、いつか死ぬとしたら、人生は遊び残しが少ない方がいい。夢を見ることで人生はもっと楽しくなる」

この言葉に、私はハッとさせられました。夢は義務ではないけれど、人生を豊かにする“遊び”なんだ。そう考えると、挑戦している彼らの姿がますます尊く思えました。

私が感じたこと

このエピソードを見終えて一番心に残ったのは、「夢って特別な人だけのものじゃない」 という気づきでした。

SKY-HIさんが語っていたように、夢は必ずしも大きくて派手である必要はなく、むしろ 小さな一歩や日常の中の「やってみたい」 が夢になるんだなと思いました。

たとえば、GOICHIが

「友達が笑顔にしてくれました」

と素直に答えた場面。なんでもない日常の一コマが、彼の表情やパフォーマンスを変えていったことに驚かされました。夢を追うって、特別な才能だけじゃなく、人との関わりや小さな出来事の積み重ねでも育まれていくものなんですよね。

また、RUIが「感電」を再び歌ったシーンを見て、「成長ってこんなに人を輝かせるんだ」 と実感しました。失敗も悔しさも全部抱えた上で、それでも立ち続ける姿は、ただの10代の挑戦を超えて 「生きる力」 そのものに見えました。

私自身も正直、「もう年齢的に挑戦なんて遅いかも…」 なんて思うことがあります。

でも、この子たちの姿を見ていると、「そんなの関係ないんだ」 って思わされました。大人になっても、かつて10代だった自分にも、まだ夢を見直していいんだ と背中を押された気がします。

結局、夢を追う姿って、誰かの勇気になる んですよね。挑戦する彼らを見ているうちに、

「あ、私も自分の“最後のピース”を探してみたい」

と思えたこと――それがこの番組を見た一番の収穫でした。

おわりに

このエピソードを通して強く感じたのは、夢を見ることは贅沢じゃなく必要なこと だということです。

SKY-HIさんが語った

「人生は遊び残しが少ない方がいい」

という言葉は、とてもシンプルなのに心に深く残りました。

挑戦する10代の姿は、希望そのもの でした。

そして彼らの涙や笑顔は、私たちに 「まだ夢を見てもいいんだ」 と語りかけてくれるようでした。

大人になって現実に忙殺されると、つい夢を後回しにしてしまいます。けれど、彼らを見ていると「夢は何歳からでも見直せる」と思わせてくれる。

その姿が、今の日本に、そして私たち一人ひとりに必要なんだと実感しました。

だからこそ私は、このプロジェクトから生まれる新しいグループに、未来を変える力 を期待しています。

そして読んでくださったあなたにも問いかけたいです。

あなたにとっての“最後のピース”は何ですか?

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