はじめに
Ep.06で“自分の声”を見つけた挑戦者たちに、SKY-HIが告げたのはまさかの新課題。
それは BE:FIRSTの「Slogan」をビートジャックし、自分自身の未来を歌にすること でした。
SKY-HI：「過去を歌うのもいい。でも次は“未来”を具体的に描いてほしい。
５年後、10年後…どんなアーティストになっていたいか。
それを言葉にすることが“夢へのコンパス”になるんだ」
会場に静かなざわめきが広がります。
挑戦者たちは驚きつつも、その目には新たな火が灯っていました。
RUI：「未来か…まだうまく描ける自信はないけど、挑戦したい」
AOI：「“輝きたい”って気持ちをそのまま歌にできたらいいな」
KAIRI：「オーディションに落ちて泣いた過去もあるけど、いつか星のように輝きたい」
GOICHI：「俺はラップで暴れ倒す！“未来の俺は止まらない”って歌詞にしたい」
SKY-HIの意図は明確でした。
「自分の未来像を歌詞に刻めば、その姿に行動が導かれていく」。
つまり、この課題は単なる楽曲制作ではなく、挑戦者たちに夢を具体化させるためのトレーニングだったのです。
20人は年齢順に２チームに分かれました。
Team Fは REN・SHO・RUI・GOICHI らクリエイティブ経験豊富なメンバー。
Team Gは AOI・KAIRI・YUTA・KANTA ら、未来を見つめる言葉に葛藤しながら挑むメンバー。
それぞれが自分の“Slogan”を言葉にし、メロディに乗せる――。
この特別編は、彼らが“夢へのコンパス”を手にするまでの物語なのです。
私はこの瞬間を見ながら、胸が高鳴りました。
「未来を言葉にする勇気」こそが、彼らを次のステージへ導くのだと。
課題発表 ― “未来を具体的に歌え”
夜のインタビューで、SKY-HIがふと語り出しました。
SKY-HI：「…もう一つ、課題を足そうと思います」
不意に出たその言葉に、挑戦者たちは思わず顔を見合わせます。
ざわつく空気を静かに切り裂くように、SKY-HIは続けました。
SKY-HI：「BE:FIRSTの『Slogan』って曲があります。あれはグループの活動指針を歌った一曲。
だから君たちにも、自分の“Slogan”を書いてほしい。５年後、10年後――君たちはどんなアーティストになっているのか？ 未来を具体的に歌詞にしてもらいます」
その瞬間、空気がピンと張り詰めました。
これまでは“過去”や“今”を題材にしてきた彼らにとって、“未来を描く”という課題はまったく新しい挑戦。
でも同時に、その言葉は胸の奥を震わせるものでした。
REN：「未来…まだ見えないけど、言葉にしたら近づける気がする」
SHO：「怖いけど、だからこそ歌詞にしてみたい」
RUI：「うわ…難しい。でも、めっちゃワクワクする！」
SKY-HIは真剣な表情で、彼らに夢の見方を教えるように語ります。
SKY-HI：「未来を具体的に描けば描くほど、君の行動はそこに向かう。
言葉にすることは“夢へのコンパス”を作ることなんだ。
だから、自分の未来像を歌詞に刻んでほしい」
その言葉に、挑戦者たちは静かにうなずきました。
胸の中にあった迷いや不安が、“未来を描く”という光に少しずつ変わっていくのが伝わってきます。
AOI：「どんな場所にいても輝きたい。俺は、その未来を歌にしたい」
KAIRI：「オーディションに落ちて泣いた日々もあった。でも、未来は星みたいに輝きたい」
GOICHI：「俺はラップで“負けねえ、勝つまでやる”って刻む。未来の自分に負けたくない」
YUTA：「自分の声が誰かを支えられるなら、それを未来に残したい」
“未来を言葉にする”。
それは単なる課題曲ではなく、彼ら自身の生き方を問う挑戦でした。
私はこの場面を見ながら、胸がぎゅっと締めつけられました。
「未来を歌う」なんて怖いことかもしれない。
でも、口にした瞬間から、それは夢への道しるべになる。
そう思うと、読んでいる私たち自身も「自分のSlogan」を描きたくなってしまうのです。
Team F ― クリエイティブ経験者が魅せるスピード感
未来を描く課題に挑む20人は、年齢順で二つのチームに分かれました。
そのうちの一つが Team F。メンバーは REN・SHO・RUI・GOICHI ら、これまでにも曲作りや表現で実績を見せてきたクリエイティブ経験者が中心です。
最初にトラックを流すと、空気が一気に変わりました。
GOICHI：「これ、きたんじゃね！？」
SHO：「うん、マジでカッコいい」
音が鳴った瞬間、彼らの中にアイデアが溢れ出す。
まるで待っていたかのように、次々とメロディが生まれていきました。
GOICHI：「マジ一瞬でこれやるのヤバすぎ！」
RUI：「GOICHI、天才かよ（笑）」
REN：「よし、じゃあ俺はここでいく！」
パート分けも驚くほどスムーズに進みます。
スタッフ：「一人目REN、二人目SHO、三人目RUI、最後にGOICHI」
SHO：「大丈夫、任せて！」
迷いがほとんど見えないその姿は、まさに“経験値の差”を感じさせるものでした。
特に印象的だったのは GOICHIのラップ。
彼のリリックは熱く、まるで未来を先取りしているかのような勢い。
GOICHI：「“あのガキが自由を求めてもがく物語”って歌詞入れたい。
俺は負けねえよ、勝つまでやるから！」
RUI：「うわ、それマジで刺さる…！」
その後ろでSHOがメロウなパートを重ね、チーム全体に緩急をつけていきます。
GOICHI：「俺が暴れるから、SHOはメロウで頼む！」
SHO：「任せろ。お前が暴れた分、俺が包み込むよ」
このやりとりを見ているだけで、Team Fの完成度がぐんぐん高まっていくのが分かりました。
私はこのシーンを観ながら、思わずワクワクしました。
彼らが描く未来は、ただの空想じゃない。
「絶対に叶える」という熱量が、そのまま音楽になっていく。
そう感じさせる、エネルギーに満ちた時間だったのです。
仲間の支えとADAMのアドバイス
Team Fが「未来」を言葉に落とし込もうと必死に取り組む中、思うように言葉が出てこなくて苦戦するメンバーもいました。
とくに RUI は、メロディは次々と浮かぶものの、歌詞に思いをのせる段階で立ち止まってしまいます。
RUI：「メロディは浮かんだんだけど…言葉が当てはまらないんだよね」
REN：「大丈夫、焦るなよ。RUIの声に合う言葉、必ず見つかる」
SHO：「そうそう。俺ら全員で考えればいいんだ。1人で背負うな」
仲間からの温かい言葉に、RUIの表情が少し和らぎました。
そこにアドバイスをくれたのが、サポートに入っていた ADAM でした。
彼は未来の描き方をシンプルに伝えます。
ADAM：「５年後、10年後の自分をまずは箇条書きしてみて。
例えば“世界のステージに立つ”“誰かの光になる”とか。
その言葉の最後を韻にできるように広げていけば、自然と歌詞になるから」
RUI：「なるほど…未来をただ想像するんじゃなくて、具体的に書き出していくんですね」
GOICHI：「確かに、これなら言葉にしやすいな！」
アドバイスを聞いたRUIは、再びペンを走らせました。
その姿を見ていた仲間たちも自然と前向きなエネルギーを取り戻していきます。
REN：「RUI、絶対いい言葉出るよ。俺も一緒に考えるから！」
RUI：「ありがとう。みんながいるから挑戦できる」
私はこの場面を見ながら、胸がじんわりしました。
未来を描くのは一人では難しい。
でも仲間の支えと、導いてくれる言葉があれば、どんなに不安でも一歩を踏み出せる。
Team Fの姿はまさにその象徴でした。
Team G ― “夢”を言葉にする難しさ
もう一方のチーム、Team G。
メンバーは AOI・KAIRI・YUTA・KANTA を中心とした面々。
未来を言葉にすることに慣れていない彼らにとって、この課題は思った以上に大きな壁となっていました。
最初にトラックを聴きながら、それぞれが自分の“Slogan”を探ります。
スタッフ：「この課題、聞いてどう思った？」
YUTA：「正直、面白そうって思ったけど…焦りの方が強いです。
自分の未来を歌詞にするなんて、言葉にするのが一番難しい」
静かにうなずくAOI。
AOI：「僕は“どんな場所にいても輝きたい”って思う。
ステージの端に立ってても、そこにいるだけで輝ける人になりたいんです」
KAIRI：「めっちゃ良いじゃん。でも歌詞にするとなると難しいな…」
一人ひとりが夢を語りながらも、どう言葉に変えるかで行き詰まっていました。
そんな中、KANTA が自分の想いを吐き出します。
KANTA：「俺は吃音症があって、人前で喋るのが本当に苦手だった。
でも音楽に救われたからこそ、同じように苦しんでる人に“夢を持ってほしい”って伝えたい」
その言葉に空気が一瞬で変わりました。
仲間たちは真剣なまなざしでKANTAを見つめます。
AOI：「KANTA…それ、絶対に歌詞にした方がいいよ」
YUTA：「うん。自分の弱さを出せる人って、一番強いんだと思う」
そして KAIRI も静かに語り始めます。
KAIRI：「俺も何度もオーディションに落ちて泣いてきた。
その時は音楽が嫌いになったこともあったけど…それでもまたここに立ってる。
未来の俺は“星のように輝く”存在でいたい」
彼らの言葉は、不器用でもまっすぐで心に響きました。
Team Fのようにスピーディーに進めることはできなくても、Team Gはじっくりと自分の夢と向き合いながら一歩ずつ進んでいたのです。
私はこのシーンを観ながら、胸が熱くなりました。
夢を描くのは簡単じゃない。
でも言葉にしようと必死に模索する姿こそが、本当の挑戦だと感じたのです。
Team G ― “夢”を言葉にする難しさ
もう一方のチーム、Team G。
メンバーは AOI・KAIRI・YUTA・KANTA を中心とした面々。
未来を言葉にすることに慣れていない彼らにとって、この課題は思った以上に大きな壁となっていました。
最初にトラックを聴きながら、それぞれが自分の“Slogan”を探ります。
スタッフ：「この課題、聞いてどう思った？」
YUTA：「正直、面白そうって思ったけど…焦りの方が強いです。
自分の未来を歌詞にするなんて、言葉にするのが一番難しい」
静かにうなずくAOI。
AOI：「僕は“どんな場所にいても輝きたい”って思う。
ステージの端に立ってても、そこにいるだけで輝ける人になりたいんです」
KAIRI：「めっちゃ良いじゃん。でも歌詞にするとなると難しいな…」
一人ひとりが夢を語りながらも、どう言葉に変えるかで行き詰まっていました。
そんな中、KANTA が自分の想いを吐き出します。
KANTA：「俺は吃音症があって、人前で喋るのが本当に苦手だった。
でも音楽に救われたからこそ、同じように苦しんでる人に“夢を持ってほしい”って伝えたい」
その言葉に空気が一瞬で変わりました。
仲間たちは真剣なまなざしでKANTAを見つめます。
AOI：「KANTA…それ、絶対に歌詞にした方がいいよ」
YUTA：「うん。自分の弱さを出せる人って、一番強いんだと思う」
そして KAIRI も静かに語り始めます。
KAIRI：「俺も何度もオーディションに落ちて泣いてきた。
その時は音楽が嫌いになったこともあったけど…それでもまたここに立ってる。
未来の俺は“星のように輝く”存在でいたい」
彼らの言葉は、不器用でもまっすぐで心に響きました。
Team Fのようにスピーディーに進めることはできなくても、Team Gはじっくりと自分の夢と向き合いながら一歩ずつ進んでいたのです。
私はこのシーンを観ながら、胸が熱くなりました。
夢を描くのは簡単じゃない。
でも言葉にしようと必死に模索する姿こそが、本当の挑戦だと感じたのです。
自分の弱さと未来を語るRENとAOI
Team Gのセッションの中で、ひときわ心を揺さぶったのが REN の言葉でした。
彼はこれまで何度も不安や弱さに悩まされてきたことを、真正面から口にします。
REN：「俺は…人前で話すことが苦手なんだ。吃音があって、ずっと自信を持てなかった。
でも音楽に出会って、救われた。だからこそ同じように悩んでいる人に“夢を持ってほしい”って伝えたい」
その声は震えていましたが、仲間を見つめる目はまっすぐでした。
彼が「未来」を言葉にした瞬間、チームの空気が大きく変わります。
YUTA：「REN、それめちゃくちゃ響くよ。絶対に歌詞にするべきだ」
KAIRI：「うん、弱さを出せる人って、本当に強い」
そして、静かに口を開いたのが AOI。
AOI：「俺は…どんな場所にいても輝いていたい。
端っこで踊ってても、誰よりも光ってる存在になりたい。
そういう人に、ずっと憧れてきたから」
その言葉に思わず笑みがこぼれる仲間たち。
KANTA：「AOIっぽいな、それ。めっちゃいい！」
REN：「“輝きたい”っていう気持ち、すごく伝わるよ」
AOIは少し照れながらも、自分の未来像を受け止めていました。
AOI：「まだ歌詞にするのは難しいけど…俺の夢は絶対そこにある」
RENが“弱さ”を、AOIが“憧れ”を――それぞれの未来として言葉にした瞬間、Team Gの「Slogan」は形を持ち始めたのです。
私はこのシーンを観ながら、胸が熱くなりました。
未来を語るのは勇気がいる。
でも、弱さや憧れをそのまま言葉にできたとき、人は本当に強くなるのだと感じました。
KAIRIとKANTAの涙の過去と未来の光
Team Gのセッションは、仲間それぞれの“未来像”を言葉にする時間へと深まっていきました。
その中で、静かに語り出したのが KAIRI でした。
KAIRI：「俺、これまで何度もオーディションに落ちてきた。
２次審査で落ちることが多くて…泣いて帰った日も何度もあった。
その時は、正直音楽が嫌いになったこともあったんだ」
その告白に、チーム全員が息をのむように耳を傾けます。
けれどKAIRIは、その悔しさを未来への光に変えようとしていました。
KAIRI：「でも、やっぱり音楽を諦められなかった。
未来の俺は“星のように輝く”。
どんなに苦しい時でも、その光を信じて進みたい」
涙をこらえながら語るKAIRIの姿に、メンバーの目も潤みます。
次に口を開いたのは KANTA。
彼もまた、自分の弱さと向き合い続けてきた一人でした。
KANTA：「俺には吃音症があって、人前で喋るのが本当に怖かった。
だからオーディションに参加するのも勇気が必要だった。
でも同じように悩んでる人に、“それでも夢を持っていいんだ”って伝えたい」
彼の声は震えていましたが、その言葉には揺るぎない強さがありました。
AOI：「KANTA…それ、絶対に歌にしよう。みんなに届くよ」
YUTA：「弱さをさらけ出した言葉こそ、誰かを救うと思う」
KANTAは小さくうなずきながら、未来を語ります。
KANTA：「俺の未来は、自分の歌で“誰かの明日を生きる力”になること。
そうやって、自分も救われたい」
KAIRIとKANTA――二人の涙ににじむ過去は、やがて“未来を信じる光”へと変わっていました。
私はこのシーンを見て、胸が熱くなりました。
苦しんできたからこそ、言葉に込められる重みがある。
そしてそれを仲間が受け止める瞬間に、未来への道筋がはっきりと見えてきたのです。
本番ステージ ― 20人が歌う『Slogan』
いよいよ迎えた本番当日。
会場に集まった20人は緊張の面持ちでステージへと足を踏み出しました。
この日のために書いた自分の“Slogan”。それはただの歌詞ではなく、未来への誓いそのものでした。
ステージの幕が上がり、最初に立ったのは GOICHI。
力強いラップが響き渡ります。
GOICHI：「あのガキが自由を求めてもがく物語！負けねえ、勝つまでやる！」
観客からは大きなどよめき。彼の未来を信じる叫びは、会場を一瞬で熱くしました。
続くのは SHO。
GOICHIの熱を包み込むように、柔らかでメロウなメロディを響かせます。
SHO：「未来は怖くても、信じれば光になる…」
この掛け合いで、Team Fの空気は完成度の高いものに。
仲間の声が重なっていくたびに、未来のビジョンが鮮明になっていきました。
一方、Team Gも負けてはいません。
KAIRI が涙をこらえながら歌い出しました。
KAIRI：「何度も落ちて泣いた夜、それでも俺は星のように輝く！」
その言葉に、同じチームの仲間たちも全力で続きます。
KANTA：「吃音を抱えても、夢を口にする！俺の歌で誰かの明日を生きさせたい！」
AOI：「端っこに立っていても、俺は輝き続ける！」
YUTA：「声で寄り添う、それが俺の未来だ！」
ステージ上の彼らはもう迷っていませんでした。
それぞれの「過去」が歌詞に溶け込み、未来への強い意志となって響き渡っていたのです。
ラストのサビはオリジナルの BE:FIRST「Slogan」。
20人全員の声が一つになり、会場を揺らしました。
全員：「夢へのコンパスは この声にある！」
歌い終えた瞬間、会場はスタンディングオベーション。
SKY-HIも熱を帯びた眼差しで挑戦者たちを見つめます。
SKY-HI：「君たちが生きてきた十何年、その全部がこの歌に宿っていた。
夢を口にする勇気を見せてくれてありがとう。最高だった！」
涙を浮かべる挑戦者もいれば、笑顔で抱き合うメンバーも。
20人が歌った「Slogan」は、ただの課題曲を超えて、未来への宣言そのものでした。
私はこのステージを見ながら震えました。
“夢を歌う”ことが、こんなにも強く人の心を打つのか――。
その瞬間、挑戦者たちが確かに一歩、未来へ近づいたと感じたのです。
SKY-HIの言葉 ― 夢を口にすれば未来が呼んでくれる
20人が全力で歌い切った「Slogan」。
会場に鳴り響いた大きな拍手が止まらない中、マイクを手にしたのは SKY-HI でした。
彼の表情は優しくも、真剣そのもの。
SKY-HI：「ここにいるみんなは、まだ十数年しか生きてない。
でもその十数年を、しっかりと歌に刻んでくれたのを感じました。
伊達に生きてきた年数じゃないよね」
挑戦者たちは涙を拭きながら、その言葉に聞き入ります。
SKY-HI：「夢ってね、口に出すと叶うってよく言うけど…あれ、本当なんだよ。
未来を具体的に描いて言葉にしたら、夢を叶えた後の自分が“おいで”って呼んでくれる。
だから大事なのは、その声に応えられるように一つひとつのチャンスを掴んでいくことなんだ」
ステージ上の20人の顔が、一斉に明るくなっていきます。
未来を恐れるのではなく、未来に呼ばれる自分を信じる――その考え方を受け取ったからです。
RUI：「夢を口にするの、怖かったけど…今は楽しみです」
KAIRI：「未来の自分が呼んでくれてるなら、絶対そこに行きたい！」
GOICHI：「俺はもう言ったから、後は掴むだけだな」
SKY-HIは満足そうに微笑みながら、最後にもう一度力強く語りました。
SKY-HI：「夢は未来からのメッセージです。
その声を聞き逃さずに、最高の人生を作っていきましょう！」
その言葉に、挑戦者たちは一斉に「はい！」と声を上げ、会場は再び大きな拍手に包まれました。
私はこの場面を見ていて、胸が熱くなりました。
“夢を口にする”――それは勇気のいることだけれど、その一歩が未来を呼び寄せる。
SKY-HIが伝えたのは、彼らだけでなく私たち観ている側の心にも深く響くメッセージでした。
おわりに
Ep.6.5「My Slogan」で描かれたのは、20人それぞれが未来を言葉にする勇気でした。
GOICHIの熱いラップ、SHOのメロウな歌声、RUIの葛藤と突破、RENの弱さをさらけ出す強さ、AOIの「輝きたい」という素直な想い、KAIRIとKANTAが涙で語った過去と未来…。
誰一人として同じ“未来”はなく、それぞれが違う形の“Slogan”を胸に刻みました。
でも共通していたのは、**「夢を口にすることで未来が近づく」**という実感。
SKY-HI：「夢は未来からのメッセージ。
言葉にした瞬間から、その未来は君を呼んでくれる」
この言葉が象徴するように、Ep.6.5は単なるスピンオフではなく、挑戦者たちにとってのターニングポイントでした。
未来を描く勇気こそが、これからの彼らを導いていく“コンパス”になるのです。
私自身もこの回を観ながら、自然と「自分のSlogan」を考えていました。
“5年後、10年後、どんな自分でありたいか”。
挑戦者たちが勇気を持って未来を歌ったように、私たちもまた、自分の夢を声に出してみたくなる。
それこそが、このエピソードが届けてくれた一番の力だと思います。
次回予告 ― Ep.07へ
Ep.07では、再び本編に戻り、緊張感あふれる新たな審査が幕を開けます。
未来を歌い、自分自身を奮い立たせた20人。
しかし待ち受けているのは、容赦ない脱落とさらなる試練。
SKY-HI：「ここからは甘えは通用しない。君たちがどれだけ成長したか、すべてを見せてもらう」
仲間と支え合い、未来を描いた彼らが、次はどんなステージを見せるのか。
そして誰が残り、誰が去るのか――。
あなたにとっての“Slogan”は何ですか？
Ep.07では、その答えを探すような衝撃の展開が待っています。
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