金の延べ棒2億8000万円寄付の中嶋夏男は何者？
大阪府箕面市の87歳の男性が市に金の延べ板などあわせて2億8000万円相当の寄贈をし、20日、市から感謝状が贈られました。
金の延べ板29キロとプラチナ延べ板1キロをことし5月に寄贈したのは箕面市内で1960年代から50年以上、日本料理店「割烹ぎん鍋」を経営してきた元店主の中嶋夏男さん（87）です。
寄贈された金とプラチナの価値は、あわせて2億8000万円相当に上るとみられます。
引用：NHK
日本料理店「割烹ぎん鍋」の場所
銀なべ
〒562-0001
大阪府箕面市箕面６丁目９−８
大阪府箕面市箕面６丁目９−８
金の延べ棒2億8000万円の寄付理由や用途は？
中嶋さんは
私も歳をとってきたし、箕面で商いをしていただいて、恩返しとして箕面市に寄贈したいなと思いました。今から4、50年前に(金が)安い時に買ったものなんです。（当時の）10倍ぐらいになったので。すごいなと自分でも思います。箕面市で商いをしてきたので、箕面市に返そうと思って寄贈しました。
と語っています。
寄贈した中嶋氏は「箕面市民の生命を守る高規格救急車両及び救命救急資器材の充実や箕面市の将来のさらなる発展のために活用してほしい」としています。
箕面市は今後、延べ板を換金し、市の財源として、高規格救急車の購入や地域活性化に向けた観光施策などに活用するとしています。
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